2008年 08月 28日
この映画を見て様々な感慨を覚えました。 映画の出来、ストーリー、役者の役柄などを度外視して、早慶両校関係者だけでなく万人に感動を与えるものと思います。 全く方向違いの感想かもしれませんが、 「星野ジャパンの監督・選手がこの映画を見ていたら、北京で金メダルが取れていたかもしれない!」 (たかが野球、されど野球、当時こんなに野球に思いを込めていた人たちがいた!!) 物語は昭和18年(1942年)戦局厳しさを増す中、軍部の命令により東京六大学野球は解散を命じられていた中で、早稲田・慶応の選手は練習を続けていたが、いよいよ学徒動員令が発せられることになった。 当時の慶応義塾小泉信三塾長は早稲田大学野球部の合宿所に早稲田大学野球部顧問飛田穂洲氏を訪ねる。前年子息小泉信吉氏を戦地で失っていた小泉塾長は戦地に赴く学生達に野球を精一杯やらせてやりたい、と飛田氏に早慶戦をやろうと提案する。 当時の早稲田の田中総長は軍部への配慮等から開催に断固反対するが、飛田顧問の決断で「最後の早慶戦」が実現する。試合は早稲田の戸塚球場で昭和18年10月16日に行われ、早稲田が圧勝するが、終了後両校ナイン、観戦していた学生がお互いに早慶両校の校歌を力一杯歌う感動的な場面が現出する。 この年の暮れに学徒動員が行われ、この試合に出場した多くの選手が還らぬ人になった。 私も片一方が母校であるということだけでなく、私が生まれた翌年、満一歳の時、実に65年前に行われたこの試合が綿々として語り継がれていることに深い感動を覚えました。 「野球(ベースボール)-生きて我が家(ホーム)に還るスポーツ」という言葉に当時の世相を重ねあわせ、感慨を覚えました。 飛田氏役の柄本 明が風貌を含め飛田穂洲氏の雰囲気を出して、熱演が光る。小泉信三役の石坂浩二は小泉塾長のイメージとは少し違うかな? 早稲田大学野球部合宿所における小泉信三塾長(石坂浩二)と飛田穂洲顧問(柄本 明)の会談風景 試合終了後両校ナイン・観客がそれぞれ相手校の校歌を歌う場面 早稲田大学野球部戸田順治役の渡辺 大 (allcinema data baseより)
by henryworld
| 2008-08-28 17:02
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