きままなシニアライフ日記(Photo Diary)

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2006年 01月 24日

クラシックカメラ(12)~ミノルタCLE

CLシリーズは、設計はドイツ、製造は日本のミノルタが担当した日独混血のライカです。“クラシック”というほど古くはないカメラですが、発売年は1981年ですから、それでも4分の1世紀経過しています。当時技術提携していたライツ社とミノルタが共同開発したCLシリーズは、①LEICA CL、②Leitz minolta CL、③Minolta CLEの3機種がありました。この中でCLEはミノルタが独自に開発して国内向けに売り出したレンジファインダーカメラです。レンズはライカのMマウントレンズを装着できます。絞り優先のAE機能を搭載しており、3機種の中では性能面で最も進化したカメラといえます。CLというのはConpact Leicaの略称、それに自動露出機能のEを付けたものです。大変優秀なカメラで描写能力も抜群です。コニカと合併したミノルタですが、最近のニュースではコニカミノルタ社はフイルム生産も含めて全てのカメラ生産業務から撤退するとのこと、旧コニカとともに、世界のライカと競う水準の技術力を持ったカメラメーカーが消えていくのは寂しい限りです。
クラシックカメラ(12)~ミノルタCLE_e0086880_11435935.jpg


by henryworld | 2006-01-24 11:44 | コレクション


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